当園は創設当初から仏教(浄土真宗)のおしえを中心として、「ありがとう」の言葉を心から言える子どもを育てていきたいと実践してきました。今もその願いを受けついで「元気で・楽しく・のびのびと」そして「一人ひとりのいのち(個性)を大切にした」保育を心がけています。
「仏教」や「真宗」と言うと、難しく考えられがちですが、「本当に大切なことは何なのか」ということを絶えず問い続ける「おしえ」です。
その「おしえ」に照らして、保育園を例えるならば、誰もが一緒にのることができる“大きな乗り物”です。チャンピオンを生み出し、優等生のみを誉め讃え、敗者・劣等生を排除したり、軽蔑したり、無視することをしない。そして一人ひとりを尊重し、「今のあなたのままでいいよ」の保育が目標です。
「現代」という時代は、極度の不安と動揺をかかえ、幼児をとりまく環境もまた、大きく変わってきました。幼児の一人ひとりを尊重するということは、現実の保育環境の中では、難しい面が多々あります。保育者も保護者も理想と現実のギャップで悩んでいます。しかし、この悩みこそ自分を人間として育ててくださる「はたらき」の現れであることを子どもをとりまく大人が肝に銘じ、子どもと保護者と保育士が「ともに生きともに育ちあう保育を実践しよう」のテーマのもとさらなる歩みを続けてまいりたいとおもいます。
保護者にとって保育時間の長短や特別保育の内容は、保育園を選定する上で大きな要素だと思います。でも重要な事柄はいったい何なのでしょうか?
保護者の要望に応えていくことも大切なことですが、中心は「こども」です。
保護者にとって「要望に応えてくれるいい保育園」であるよりも、保育士にとって「職場としていい保育園」であるよりも、園児にとって「楽しい保育園」でありたいと思います。子供の笑顔が絶えることのない保育園を目指しています。
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